なかなかダイエットがうまくいかなかったり、下半身にだけ余計なお肉がついてしまうのは、もしかしたら体の冷えが影響しているかもしれません。
そして体の冷えは冬だけではなく実は夏にもたくさんの女性を悩ませているのです。
今回はそんな冷えがダイエットにもたらす影響や、冷えのダイエット対策についてまとめてみました。
体の冷えがダイエットにもたらす影響とは?
体が冷えてしまうと体温が下がってしまい、同時に基礎代謝も下ってしまいます。
基礎代謝が下がると消費カロリーも少なくなり、同じ食事量や運動量でも太ってしまったり、ダイエットが思うように成功しなくなってしまいます。
Moreover 体の冷えは血行不良にも影響し、むくみを引き起こして下半身やお腹周りに脂肪がつきやすくなりボディラインがどんどん崩れていってしまいます。
体が冷えると内蔵も冷え、内蔵の機能は低下し、消化不良や便秘を引き起こし腸内環境が悪化して、より体は痩せづらく太りやすくなってしまい、ポッコリおなかも目立ってしまうのです。
だからこそ、冷えが気になっている方は、早めに改善することでダイエットも効果的に進めていくことができますよ!
腸内環境改善@ポッコリも冷え性も花粉症もぜ~んぶ「腸内環境」がカギ
体が冷える原因とは?
体の冷えは、冬に限ったものではありません。
夏場BUT 過ごし方によっては体が冷えてしまいます。
For Example 、夏場は室内でエアコンの風にずっと当たっていることからかえって体が冷えやすくなります。
さらに体を冷やそうとして冷たい飲み物や食べ物を食べていると、体の中から冷えが起こってしまうのです。
他にも運動不足による血行不良、ストレスやホルモンバランスの乱れによる自律神経の乱れも体を冷やす原因となっています。
体を冷やさないようにするためのポイント
point1.お風呂に入る習慣をつける
毎日の入浴をさっとシャワーで済ませてしまっている方は、湯船につかる習慣を身につけましょう。
お風呂にじっくり入ることで体の芯まで温まり、冷えを改善していくことができます。
ダイエット効果を促進するのであれば、高温反復法がおすすめです。
- お湯の温度は少し熱めの42~43度に設定し、まずかかり湯をしたら5分湯船に入ります。
- 1度湯船から出て、髪や体を洗い5分ほど休憩したら再び湯船に2~3分入浴します。
- そしてまた湯船から出て5分休憩、そしてまた2~3分入浴し、最後にシャワーを浴びて終了です。
短時間で300~400kcalほどのカロリーを消費でき、体もじっくり温めることができますよ。
point2.食生活の改善
冷たい食べ物や飲み物ばかり食べている方は、体を冷やしやすいです。
また、砂糖をたくさん摂取することも血行を悪くして、冷えを悪化させてしまうのでジュースばかり飲んでいる方はお茶や水を積極的に飲むようにしましょう。
油っぽい食べ物や肉中心の食事、コンビニや外食ばかりが続くことも、血液を泥度をにしたり、便秘を招いて基礎代謝を低下させ、体を冷やしてしまいます。毎日3食バランスの取れた食事をとっていくことも冷え改善には大切です。
そして体を温めるためには、漢方にも使われているショウガを積極的に摂取していくことがおすすめです。
ショウガを使用するときは生ではなく、炒め物などや煮物などに加えて熱をくわえることで、さらに効果を高めることができます。
BUT 同様に体を温める効果があると言われている唐辛子は、確かに一時的に体を熱くさせてくれるものの、発汗作用も高く汗をかいてまた体を冷やしてしまうこともあるので,あまりおすすめはできません。
冷え性改善の食事
冷え性改善の食事は、血行を促進して体温をあげる食品を中心に摂取するのが基本です。
筋肉量が低下すると、代謝が落ちて体温も下がりますから、筋肉を減らさない為にたんぱく質を摂ることが重要です。
また腸内環境の改善も冷え性の改善に役立つので、発酵食品も合わせて摂取するのが理想的です。
いわゆるスパイス類も冷え性の味方ですから、体を温めるのに適量を摂取するのがおすすめです。
朝食を食べる
朝食を食べる、これは冷え性を改善する為に欠かすことのできない原則です。
朝食を抜くと体温があがりませんし、栄養の偏りや不足が生じて余計に症状が悪化したりします。
逆に朝食を含め1日3食を習慣化すると、体の調子が整って指先が冷えにくくなります。
暴飲暴食は駄目ですが、朝しっかり食べることは、その日1日のペースを作るのに大切なことです。
冷え性改善の食材
冷え性改善の食材は沢山あって、それらを複数採り入れることで症状が解消されやすくなります。
体を冷やしてしまう冷たい飲み物や食べ物を避けて、ポカポカと温めてくれる食材を積極的に摂取することが大切です。
穀類なら精製されている白米や小麦よりも、ライ麦や全粒粉が冷え性の改善に良いといえます。
根菜
根菜は土中でビタミンとミネラルを蓄えており、冷え性を改善してくれる食材として有用です。
人参と大根やカブに、ごぼうやさつまいもと山芋などが役立ちます。
じゃがいもやれんこんも冷え性の味方ですし、しょうがは誰もが知っている定番中の定番です。
玉ねぎとにんにくやらっきょうも冷え性に良いですから、体温をあげる為に根菜を採り入れましょう。
オリーブオイル
オリーブオイルは血行を促進したり、体を温めるオイルとして、ヨーロッパや日本でも活用されています。
風邪を予防してくれる働きもあるとされていますから、健康的な食生活を始めたいのであれば、オイルをオリーブオイルに置き換えてみるのが1つの手です。
酸化しにくく血行を改善する良質なオイルなので、炒め物や和え物にドレッシングとしても幅広く活用できます。
ナッツ類
ナッツ類は大きさの印象よりも栄養価が高く、特にくるみは冷え性の改善に良いといわれています。
脂質が多くカロリーはやや高めですが、この脂質が不飽和脂肪酸という良質なもので、血栓を防ぎつつ血液さらさら作用で血行を促進してくれます。
勿論、くるみ以外のナッツ類も毎日適量を摂取すると、体の内側から症状が和らぐようになります。
塩分の摂取は血圧に影響しますから、塩味のものよりも無縁のナッツが良いでしょう。
ブロッコリー
ブロッコリーは貧血気味、つまり鉄分が不足しているタイプの冷え性に有効で、体を穏やかに温めてくれます。
ただし、生で食べると逆に体を冷やしてしまうので、加熱調理していただくことが肝心です。
生だと固いので食べる人はいないでしょうが、茹でると食べやすくなりますから、必ず火を通して柔らかくするのがベストです。
レバー
レバーも鉄分が豊富な食材ですから、血行不良で指先が冷えてしまう冷え性の人に朗報です。
味に癖があって好き嫌いがハッキリと分かれるものの、栄養価や健康に役立つ意味では優秀な食材です。
自律神経の乱れからくる冷え性の改善にも良いので、指先が冷たく体調不良も生じるようならレバーが狙い目です。
point3.運動を取り入れる
軽い運動を行うことで体の血行を促進し、むくみや冷えを解消していくことができます。
また筋力がつくと熱を作りやすくなり、代謝も上がってダイエット効果も得やすくなります。
女性の場合は骨盤の歪みにより血行不良を起こし、冷えにつながっている場合もあるのでエクササイズやストレッチを取り入れて姿勢を正していくことも効果的です。
冷え解消のためのエクササイズ
下半身の冷え取りエクササイズ
- 足をそろえて座り、腰に手を添えます。
- お尻の筋肉と腹筋を使って右腰を上へ持ち上げます。
- 反対側も同じように行い、交互10回ずつ行うだけでOKです。
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ふくらはぎの筋トレ
第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎを鍛えることで、血行を促進させていくことができます。
つま先立ちの状態から、かかとをつけないように上下に上げたり下げたりするだけです。
つらいと感じる方は、椅子に座った状態から行ってみましょう。
足首を回す
血管が細く冷えやすい足先は、気が付いたらこまめにエクササイズを取り入れましょう。
足首を中心に外回し、内回しを繰り返したり、指先を閉じたり開いたりするだけでも効果的です。
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冷えを防いでダイエットをより効果的に!
体の冷えを防ぎ、ダイエットを効率的に進める方法について紹介しました。
どんなに食事制限してもなかなか痩せないという人は、一度体の冷えについて対策を行ってみてください。
意外とすぐに、ダイエット効果を得られるようになるかもしれませんよ。
そもそもヨガとは?
体型維持やダイエットのためとはいえ、過度な運動は継続するのが難しいですよね。
そこで昨今人気を集めているのが、座ったままシェイプアップができる「ヨガ」です。
ヨガはインドの心身鍛錬の方法で、4,000~5,000年前のインダス文明の時代からあったと言われています。
精神を統一して悟りを開くことを目的にしているものですが、近年では、健康やダイエット法としてブームになっています。
最近の研究で、ヨガによって様々な痛みや機能を改善されることが分かってきているので、医学的観点からも効果が期待されています。
ヨガは有酸素運動!?
ダイエットでは、いかに効率よく脂肪を燃焼させるかがポイントになります。
脂肪燃焼に欠かせない「有酸素運動」は、小走りのジョギングでも20分以上継続しなければ効果を発揮しません。
BUT ゆっくりとした動作のヨガBUT 腹式呼吸と合わせることで、ジョギングと同じ有酸素運動ができると言われています。
呼吸と体の動きを連動させることで、体内に効率よく酸素を取り入れることができ、脂肪燃焼がスムーズになるのです。
座ったまま腹式呼吸を組み合わせるだけなので、体の負担が少なく、運動が苦手な方も継続しやすいメリットがあります。
正しい腹式呼吸の仕方
ヨガの基本となる、腹式呼吸の仕方を確認してみましょう。
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- まず自分がラクな姿勢を取り、息をゆっくり吐きます。
- 次にお腹の横隔膜に意識を集中させ、鼻からお腹を膨らますように吸い込みます。
- 最後に吸ったときの倍の時間をかけて、ゆっくり口から息を吐きだします。
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腹式呼吸をヨガのポーズと組み合わせることが、ヨガダイエットのポイントです。
女性に嬉しいヨガの効果
女性に嬉しいヨガの効果を1つずつ紹介します。
インナーマッスルが鍛えられる
ヨガは鼻から息を吸って、口からゆっくり息を吐く「腹式呼吸」がベースにあります。
息を吐くときはお腹に意識を集中させ、できるだけ長く息を吐き続けます。
お腹の奥深く、インナーマッスルに刺激を与えるので、お腹周りの下っ腹がすっきり解消されます。
腹筋より簡単に「美しいウエストライン」をつくれるなんて嬉しいですよね♪
生理痛を和らげる
デスクワークが多いと、つい猫背になりがちですよね。
姿勢が悪くなると、肩こりや腰痛の原因になってしまいます。
正しい姿勢に矯正するのは簡単ではありませんが、ヨガのポーズをとることで、体の関節を正しい位置に戻すことができます。
四つん這いの姿勢から背中を逸らす”猫のポーズ”は、腰や関節をゆるめ、身体の緊張をほぐす効果があります。
また、骨盤の位置を矯正することで、生理痛を和らげたり、便秘解消に効果があると言われています。
冷え性を改善できる
骨盤や関節を正しい位置に戻すことで、体内の血流がスムーズに流れます。
その結果、身体の隅々まで血流が届きやすくなり、冷え性の改善も期待できると言われています。
また、暖かい室内で行う「ホットヨガ」というやり方もありますが、暖かい部屋でゆっくり筋肉を動かすことで血流が改善され、新陳代謝を高めることができます。
リバウンドのしない体づくりができる
ダイエットが成功した後に気になることといえばリバウンドだと思います。
短期間での集中型ダイエットは、リバウンドが起こりやすいと言われており、ダイエットをする前よりも、太りやすい体型になりがちです。
BUT ゆっくり長期的に取り組むヨガダイエットは、リバウンドの可能性も低くおすすめです。
ヨガダイエットは、過度な食事制限や筋肉をつけることもありません。
体のサイクルを整えて、不要な老廃物や脂肪を少しずつ減らすので、リバウンドのしにくい体づくりができます。
ヨガダイエットの効果的な時間
ヨガをするのにオススメの時間は朝と夜ですが、最も効果的な時間は『朝の起床後』と言われています。
朝
朝日を浴びながらヨガをすることで、心身ともに目覚めが良くなり、自然に活動モードに切り替わります。
また、血行促進によって代謝がアップし、痩せやすい体質にすることができます。
夜
夜については、睡眠の2時間ぐらい前にヨガを行うことで、自律神経が安定して質のいい睡眠をとることができます。
睡眠サイクルを整えたい方は、夜ベッドに仰向けになりながら取り組んでみてください。
ヨガダイエットで気を付けること
ヨガダイエットで気を付けるべきことは以下の3つです。
バランスのいい食事を摂る
ヨガはゆっくりとした動作で有酸素運動ができますが、ウォーキングやジョギングと比べ運動量も少ないため、カロリーの消費はあまり期待できません。
ヨガをするからといって、カロリーの高い食事を摂ってもよいわけではありません。
ヨガダイエットに取り組むときは、3食バランスの良い食事を心がけましょう。
食事後に行わない
ヨガは激しい運動ではありませんが、体を動かすことで腸などに刺激を与えます。
そのため、食事後にヨガをやってしまうと気分が悪くなる恐れがあるのです。
また、ヨガを行うことによって内臓の動きも活発になり、脂肪を蓄えやすい状態になります。
ヨガを20分以上行うときは、食事を終えてから2、3時間程度空けた方がいいでしょう。
長期的に継続する
ヨガは体のバランスを整えながら体型維持をはかるので、短期間では効果を実感しにくい運動になります。
ヨガダイエットを始めたときは、なかなか体重に変化がなく諦める人も多いと思います。
「体に負担をかけずに無理のない運動」がヨガになりますので、ダイエットを成功させるには継続して行うことが大事なポイントです。
ヨガダイエットで無理なくシェイプアップ!
負担をかけず簡単に有酸素運動ができることで人気のヨガダイエットです。
隙間時間に長期的に取り組むことで、ダイエットや健康に効果を発揮します!
運動が苦手な方も無理なく続けやすいので、ぜひトライしてみてください。